ゆこさんの不思議な出会い
ゆこさんです。今日は物語風でいきたいと思います。
小学生のときにモチもちの木の続きを考えようという授業でゆこさんが考えたお話がクラスで朗読されヒエラルキー底辺だったゆこさんがクラス中の喝采を浴びたお墨付きの文章力を発揮したいとおんもいます(最初にハードルあげるバカ)
「おはようございます」
会社の最寄駅で電車を降りたら、後ろから声をかけられた。
振り向くと、違うグループの入社2年目の女の子。
すれ違いざまにしゃべることはあっても、2人でランチとかは行かない。仕事も関わりがないので、プライベートのことなど全く知らない。それぐらいの距離感の子。
だけど、この一言がきっかけで大きく状況が変わってしまうことをまだ知らない。
会社まで徒歩数分。
当たり障りのない会話をしたつもりだった。
最近色々あったこと。一人暮らしを始める予定なこと。
ゆこさんのいまいえる鉄板ネタといえばこれぐらいしかない。(話題が新鮮な言えるうちに言っとけ精神)
そしたらなんとびっくらぽんの偶然にも、彼女も、少し前のゆこさんと似たような状況だった。
少し前って、ほんとうに2週間ぐらい前、崖から突き落とされる寸前のゆこさん。
むしろ、今日、わたしは崖から落ちるんです、ほぼ間違いなく落ちるんです、そんな状況だった。
崖から落ちるのはほぼ間違いない。それは止めることもできない。
なら、崖から落ちた後に話を聞いてくれる誰かが必要だ。誰でもいい。でもとにかく、話せる相手が必要だ。ゆこさんは経験からしてそう思った。
別に親友じゃなくてもいい。知らない人でもいい。昨日までたいして話すことのなかったゆこさんでも相手になるなら、それでだいぶ気がまぎれるなら。そう思った。
今日。彼女のおめめはまっかっかだった。
「帰りなよ」わたしが二週間前に、隣の席にお姉さんにかけてもらったこれ以上ないぐらいの優しい言葉を、今度はわたしは彼女に言う番だった。
というわけで物語風に書くのが疲れたからふつうに書きます
つまり昨日までさして仲良くもなかった後輩とたった半日で急激に仲間意識がうまれましたよって話
そして彼女がまるで数日前の悲劇真っただ中のゆこさんのようでいてもたってもいられなかった話
それと同時にゆこさんだいぶその時から比べて立ち直ってきてるなと自覚したという話
でした。それにしても、昨日、駅で偶然、その子が話しかけてくれなければお互い絶対にそんな状況だって知ることはなかったし、いままで通り今日も別にたいしてしゃべる仲でもない(むしろ存在すらお互い気にしてない)んだろうなあって思うと、不思議でしょうがない。ゆこさん、駅で誰か見かけても声とかかけない人だから、特に。笑
おわり